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生きること

毎日時間が足りないから、少しは生きやすさを。

ご参考までに

学祭のア・カペラライブではたくさんの歌が聴けました。

土曜は自分の参加も兼ねて、
日曜は見に来てと…言ってはいないが、
そういうつもりで言われたであろうグループを見るために行ってきました。

人の振り見て我が振り直せってのはなんだけど、
色々なものを見て真似をしたり、改善・進化させたりってのは大事だと思うのよ。

●野外ステージ。

今回は調整の係を買って出た。
(調整が出来る/ノータッチではない)マイクリハは多分
「調整してから歌う」のではなく
「歌っているものを(良く聴こえるように)調整する」という捉え方がいいかもしれない。

ある程度、幅歌ってもらわないと調整側は状況が掴めないのと、
歌う本人がなかなか委ねられないのかもしれないけど、
調整をしている最中にマイクの持ち方や歌い方が変わっちゃって調整がしにくい。

私も昔そうだったけど、
みんな、ほとんど歌ってないのに「どうですか?」って聞くんだよね(笑)

センターがずれる。
6人グループが増えた分、この人数は偶数なのである…センターが出来難い。
MC担当が一人だったりすると確実にセンターがずれ、
正面から見ると整列されていない印象を受ける。

パート順に固執するものだけど、
ちょっとだけメンバーの身長にも気に掛けたい感じはするかも。

スキッと並ぶとかっこいいのは事実。


たくさんのグループさんが参加されていましたが、
私の気になったグループさんを羅列してみましょう。


●The under songs

ゴスペラーズ好きの皆さんが集まったグループさん。
昨年から活動されてる様子。
コンセプトが濃いので個人的には聴く覚悟が必要だと思ってます。

何故か皆さん、うつむき加減で「眉間に皺を寄せながら歌う」のが印象的。
深刻なんでしょう…。
歌う人達の雰囲気とは違って、奏でる音はかなり優しい。

恐らく一番の売り曲は「誓い」。
ゴスの誓いはあんま好きじゃないけど、
聴きたいと思えるぐらいここのLeadさんが上手い。
誠実な誓いなのです。

AJIの「ハルカゼ」も歌う。
これは色々思わせてくれるなぁ。


●Gradation

本格的なア・カペラを歌う為に結成された、はず?
こちらも昨年からの活動だけど、昨年の学祭以来聴いていないので1年ぶり。

…前に聴いた時と声が違うなぁ、文字通りグラデーションだなぁって思った。
男声Leadさんが力量UPされてる半面、
Chorusさん方がそれを支えるにはちょっと力不足だったかなと。
もっと出してあげるとLeadさんが凄い声を聴かせてくれそうな気がする(^_^)

メンバーさん、それぞれが上手い事を知ってるのですが、
なんとなく「個別」な印象を受けます。
なんだろうねぇ。

ここの売りは「Missing」ですね。
前と少し曲が変わっていた気がする。


●LINK

花巻石鳥谷を中心に活躍されている若いバンドさん。
中学とか高校とかから始めたらしい。
今回メンバーの内2人が岩大に入学した事でゲスト参加されていました。

外で独自に活動されている分、やっている事も曲も大きく違って見ていておもしろい。
男声4人で色んな声使っているのに感心してしまう。
目線も声配りも見習う事がたっぷりだった。
ファルセットもキレイに入るなぁーって。

「天体観測」をあのアレンジでこれだけ聴かせられる腕って凄いと思う。


んで、結局行き着く先。

突然何かのきっかけを機会に「何を聴いてもみんな同じ」って思うようになってしまいました。
人のを聴いても自分のを聴いてもやっても、グループの個性が薄れてきた。

どこもある程度上手く聴かせられるようになったという事なんでしょうね。
冷や汗をかくような、目を丸くしてしまう、頭痛がするような歌を歌うグループはまず居なくなった。
ちょっと頑張れば聴かせられるご時勢になりました。

同じ人が関わっているグループ、同じ曲をやっているグループってのはまず仕方がないとして、
どれだけ「○○というグループはこう!」という個性を見せしめるかが大事だなと思いました。

踊るグループは存在するし、
特殊技術系はだいぶやったし、みんなも出来るようになったし、
じゃあ後何やればいいの!?って、もう「上手く歌う」しかないんですね…。
後々の練習を想像して、ちょっとだけノイローゼになりました。

ひいて言えば、選曲の奇抜さがなくなったのか、演奏に奇抜さがなくなったのか…。


曲を演奏する
みんなでみんなに聴かせる

ここで少しだけ差が付けられる事って、かなり難しい。

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