楽曲解説…イエスタデイ comp.&arr. 2006年10月30日 ア・カペラグループ「Gradation」さんが演奏して下さいました「イエスタデイ」の解説です。 昨年夏のライブの打ち上げで大失態してしまった私。「曲書いてくれたら許してあげます」ってそれでいいのか、そんなんで良いならとお引き受けしました。何をやりたいのか曲を聴いたら「イエスタデイ」をアレンジして欲しいと言われアレンジしたものです。演奏グループの指定はなかったのですが、この時このライブで歌われていたグループであったGradationさんなら比較的編成がやりやすいだろうという感じにて。イエスタデイと言えば、お友達グループのcoconut'zさんが演奏しているので、何はともあれ、こちらと別個になるように作業致しました。まぁ…sacraがあんまり好きではないというのはちょっとあった。※私、色んなの聞きますが、曲の好みはかなり激しいかと。元の曲と、別なアレンジ(ギター)で歌われているイエスタデイを両方聞いて曲を覚えて、逆にcoconut'zの演奏を忘れるようにする。バラードの毎度の難点ですが曲は長いし、構成が難しい曲だなという印象を持ちました。どこをカットしても伝えきれなくなりますし、全体的な構成を考えるのに多少手間取る。編成的にきっとうるさくなるのを逆手に取り、何度もハモってみたり、何度か出てくるサビが毎度変えたりしているのは、クライマックスに向けてどんどんうるさくしているというのもあります。動くリズムやフレーズは全部演奏する人を見て、この人とこの人の声が重なったらこんな感じー?この人は声量がないからこのパートをどう持って来ようか?なんて感じで着色出来たかなと思われます。楽譜にものが書ききれなかった為、演奏の時は説明したいから言ってねとはお伝えしていたものの、見事にメンバーさんは私を驚かそうと秘密にしていて下さった(笑)口が裂けたお一人が「歌います」と言ったのを聞いて、慌てて演奏の前日に曲解説させて頂いたというのはご愛嬌。という訳で練習にも取り組みにもノータッチでしたので、演奏を聞くのはとても新鮮でした。自分が書いた曲を一度どこかで演奏してお渡ししたりはありますが、完全に曲提供するだけなのは初めてでしょう。感想も何も言わずに来ましたので多少の感想。演奏グループさんの声が当時と変わっていたというのは多少あるかもしれません。逆に当時ではまだ信用しきれなかったLeadさんの腕が上がっていて、予想外の完成を耳に出来ました。chorusの大半がuh-、tululuで書いてあるので、どうしても表情が付け難かったかなぁというのは私の反省点です。曲入り時点で少し頼りなさがあったけど、段々と歌い次いで行く毎に安定してきて聴き応えが出てきたのはさすがですね。それぞれが上手い人達なので、普通に演奏すればまず間違いはないですから、いいもの聴けたなーと思ってきました。がしかし、最後の息がもたなかったのは残念だったなぁ(^_^;ちゃんと感想が聞きたい場合は直接聞いて下さい。聴いている内に涙が出そうになったのは、きっと目が乾燥したのです。 PR