PAって a cappella 2008年05月01日 アカペラのPAってやっぱ難しいよなぁと。PAに正解はナシ。リハ中も色々気がかりな点はあった(後半に色々理由は出てくるよライブ途中、音響やってる方に、あのマイクがおかしい的な話をされて卓のところまで行ったが、そもそも自分がどのようにそれがおかしいのか、自分もそれをおかしいかを気付いてるか、=そうではないというところで間違いだ。オペレーターはプロであれ、アマチュアでも、専門にやっている訳ではなくてもそれぞれのこだわりがある。わかっている人に言われたから一概に間違っているという事でもない。聞いている場所でもかなり違う。しかもアカペラは常に変動している。楽器と違って一定に同じ音が出る訳ではない。結果的に私は微々たる違いしか感じられず、両方の言い分をちょっとだけ聞いただけで終えた。つまり私はわからなかったから、それでいい(という訳ではないけど全部の意見は拾えないだって、操作している人は改めて聞いて合っていると判断したから。以前、音響に頼り過ぎていないかと言われて物凄く悩んだ時がある。まずは生音で音楽を作って来いと。マイクを通さずにきちんと作ってきた音は、どんなにでもいい音にしてあげるという事なのだそうだ。夏にやったライブで、変に作り過ぎた上、頼ろうとした音響のセッティングを失敗し、演奏自体がとんでもない事になった。あぁ…確かに。私はオペレーターさんにあまりああしてこうしてと言いたくないのだ。ただでさえアカペラのPAは難しい。嫌がられやすいのを数年掛けてようやくここまで理解を得たのに…。注文だけ多くて演奏が酷いのでは話にならない。注文がうるさいグループは大体こういう事が起きる。ホントは、あくまでも増幅装置、演奏の補佐でしかない。たかが声をどんな楽器の音に変えると言うのだ。(楽器の音に聞こえてもやっぱり声なのだから)自分ともう1人を同じバランスにして下さいなんて、身長を同じように見せる写真撮影みたいな?だったらその前に並ぶ位置決めて来いって。微調整をカメラマンはしてくれるよ。(例え話オペレーターは上げてくれと言われたら、どんなに気に入らなくても結果的に上げなければいけないと言った話をされた。操作する本人のこだわりがあったとしても、演奏者がそう望むのであれば文句を言えない。逆に考えれば、奏者が何も言わない(気付いてない)部分は、オペレーターの癖や好みは出る。綺麗な音に作ってくれる人もいれば、バリバリの低音利いたロックテイストに作る人もいる。硬い音や柔らかい音と様々。で、自分達がどんな演奏を聞かせたいかは、まずは自分達の音を作ってくる事が大前提で、オペレーター好みの音響の仕上がりに左右されない事が第一だと思う。 それ以前に、リハの時間は守りましょう。(マイク練習の時間ではありません PR