素晴らしき音楽人 music 2007年08月31日 タイトルに多少語弊あり。昨今、色々な人から同じ話をされるという事は、もの一番の議題なんだと思う。昨日はようやくイーハトーブ音楽祭の反省会を行いました。事業報告書は既に上に提出されていて、事実上の反省点、改善点(つまり気づいた事)は後々文章でまとめるとして、とりあえずは各ステージなどで気づいた点などを一言どーぞ的にはじまった。私はDステージ担当なので、次か、まだかと順番待ち。いきなり振られると逆に答えられないから、考えを速めに纏めて臨むがなかなか順番が回ってこない。みんな色々あり過ぎて、とにかく話したくて、話を挟みたくてしょうがないようだ。段々言いたい事も忘れそうになる。ところで、最近よく出てくる話題は、要約すると「自分の音楽以外に興味がない」という事である。音楽を聴く姿勢等が「最近の人」はあまり良く感じられないという事だろうか。最近こういう人が多いね、今回はこういう感じが目立ったね…。古くから音楽に携わって来ている人から見ると目に余る光景が繰り広げられているからそう感じる。寧ろ「これだから古い人は」という事じゃなく、なんというか「態度の悪い人が増えたね」という方が正しい気もする。イーハトーブ音楽祭に限らない話で、今回はそれぞれのステージ、各バンドの集客には気になる点も多かった。そこそこ取り巻きも連れてきて複数人が見守ってくれるステージもあれば、演奏者1に対して客1(0!?)、スタッフ3とかもザラ。演奏者自身の集客能力もあれば、暑さも含めそれぞれ大きな事情もあったけれど、何よりも多かった(訳ではないけどそう感じられたのは)「自分の演奏が終わったら帰ってしまう」人が多かったのだ。特に私の居たDは全会場を抜け、駐車場に繋がっている。サブ曰く「各ステージで演奏を終えた人達が駐車場に向かう途中の給水所」…あぁ、なんて上手い例えなんだ。楽器を運びながら、お茶を1杯汲んでステージ眺めて、再び駐車場に向かっていく人も確かに多かった。Dはメインから離れて集客が大変だったけど、「2日目はアカペラ人で大いに楽しめました」というのが私の感想。Aに客が5人も居なかった時があると言われたが、2日目は終始10~20人はキープしていたのでは?(つまりアカペラ人同士なのですが)んで、Bステージはどちらかといえばソロ&小編成で、こちらも普段からご一緒している人達でステージ進行が出来たのかと思う。で、やはり熱心にお互い聴き合っていたと。反省会の最中、私のすぐそばに「音楽で生きている方」というのでしょうか、もはや音楽が人生として活躍されているミュージシャンの方が着席されていました。「アカペラの人達で聴き合っていられたのは良いよね」的に言って頂けました。で、5行上(やはり熱心に~)の事を言われました。そして「本当に熱心な人は、他の人の演奏も聴くんだ」と。好きな人、がんばってる人はやはり他の人の演奏も聴いて感じたり、学んだりしたいみたいですよー。(ジャンルや質が入り乱れてしまったA、Cの難点はございました。これはイベント的な反省は勿論あります)それを更に自分とは違う「他ジャンル」に向けさせるかも課題であります。私なんかは正直、見たいバンドがあるのに持ち場から余り離れず動けなかったタチ。自称「熱心な人」(苦笑)みたいな人が逆に自分を抑えてイベント作ってくれてる。他の演奏も聴けないような人の為にイベント作ってると思うと(乾笑 んで、自分の話になりまして、岩手のアカペライベントとしてパルでライブして、バンビーノで打ち上げライブをするというのはすっかり通例になりました。以下、毎回私が悩む問題を今回も先に上げておきます。バンビーノのあり方について、「普段マイクで歌えないような人に場を提供したい」という考えで運営してくれている人が居ます。それで多くの人が集まって、歌って交流出来るのなら良いと。「皆さんが楽しんでくれるなら」と(本音はわからないけど)快くお店を提供して頂いています。絶対迷惑掛けてるのに!!いつも笑顔で。ただ、私が見てるとどうにも「バンビーノなら何をしても良い」と思ってるようにしか見えないのです。歌いたいだけ歌って、他の演奏は聴かない。誰が居たのか、どこが歌っていたのかわからない。練習の為に店内から消える(打ち上げですけど?)、外で歌う、順番なのに居ない。歌うのに夢中で食べる暇がない(食べ物が冷える、余る、食い散らかす終わったら撤収は手伝わずに即効消える。…( ̄Д ̄;「本当に歌いたいグループ」と厳選してもらっています。それは「みんなに聴いて欲しい演奏」であってほしいです。私は今回、無理をお願いしました。体制を厳しくしてもらうようにです。たくさん参加できて、とにかく歌える緩さをとにかく減らして頂こうと。その代わり、参加予定グループの名前を早く公表して、楽しみにして頂けるようにしたいです。○○が無理ならバンビーノに出ればいいじゃんではなくて、「バンビーノで歌いたいグループ」だけでいいと思います。だから私も、「出たいならやれば」ではなく、お誘いしたいグループにご参加・出演依頼をしたいと思っています。勿論、素晴らしい交流であればいつも通りの受け入れで大歓迎なんですが。来て欲しい人、来て欲しくない人って凄くはっきりわかります。でも「もう来るな」とは言えないので言いませんが。ただ、将来その人が音楽を続けていたら、多分呼ばれない人ではあると思います。興味をもってもらえる人はそういう人です。嫌悪される人はそういう人だからです。如何でしょうか?ま、これまで参加していてもそういう事が危惧されている事に(言われても)気づけない人には関係ない話ですし、これから参加される方が楽しく集まってくれればそれで良いかと思います。 PR