意見交換 life 2008年10月07日 ライブが終わるとすぐすぐそのビデオを見たりして、感覚がまだリアルな内にここは良かった、もっとこうすれば良かった、あれはどうすれば良かったんだろう…などと反省やら感心やらしつつ、とことん語れる相手がそばに居た。この時した話が次に繋がって、少しでも次は良いものにと考える。「最低限同じ事をする」よりは…改善出来るものは改善して、新しい挑戦も取り入れたり(失敗・成功はさて置き寧ろ、企画そのものや準備をしている時、当日をこなしている最中よりは、そうやってあーだこーだとことん言い合っている方が良く気付くし良い案が出る。意見交換ってこんなに貴重なのに、大概そこまで付き合ってくれる人は居ない。「無事終わって良かったね」って、関わっただけの人は自分が反省するだけで終わったり、当事者は後始末をしている内に意見を聞き損ねる。後から聞いても忘れてる。ってか、そこまでしないし。環境が変わってしまったので、最近ではそういう話が出来ないのが残念。先日、話の流れでとある方と色々話をしていた。うまく行かなかったライブの話、私が「こうできると思ったのに」と言えば「あれはこうだからねぇ」と返して下さり、こうやれば良かったのかも、そうそう等々と話は進み、終わってからずっと悶々として少し見えなくなっていた部分がはっきりしたりして、すっきりしたとか解決したという訳ではないけど、なんだか落ち着いた。そういえばあのライブについてはこういう話どころか周りから反応すらなかったので(よっぽど酷かったこうして話が出来た事で自分の中で整理がついたような気がする。※と言っても、その人はライブに来ておらず、私の書いた文章(ブログか日記かはわからないが)を読んだだけ。そのまま「あっちはどうでしたか?」と聞かれて、一方的に私が思っていた事をやいのやいのと話を。誰もそう言う人が居らず私だけしか感じなかったのかも、他の人はそう感じなかったんだろうと付け加えながら「それでもいいので」と言われて話をしたら、「貴重な意見だ」と言って貰えた。私の言った内容がどうであれ、凄く汲んでもらったような気がして、なんだか救われたような…。んー、別に救われようとか、私が感じた事を納得してもらおうなんては思ってなかったが、かなり客観的に思った事だったので、もし自分のライブでならそういう話は是非聞きたいし、(普通の主催者なら耳が痛い話なので聞きたくないかも?そういう意見を言ってくれる人が必要だと思う考えだったと思っていたので、「なんだろう…自分の感覚が狂ったかな」と少々凹んでも居たので、なんか落ち着いた。要は既出したが「そこまでしないし」ってのが大半だから、思った事も皆、自分の中に閉じ込める訳で。それが表に出せる事もだし、批判される事もなくとりあえず聞いてもらえるってありがたい事だなと。聞いてくれるけど「利いてない」人も多いし。その人的には単なる職業上のリサーチだったのかもしれないけど。ただ、なんか妙におかしかったのは、相手が元々私の憧れの存在であり、最近ちょっと身近になったとは言え、未だにミーハー心を擽られるぐらいの相手であり、なんでその人とこんな話を普通にしてるんだろうと疑問に思いながら話をしていた自分の心情。以前にもそうやって「意見交換的な話」(どうでしたか?と聞かれて自分の考えを素直に話しただけだけど)をした事があって、真面目に答えてしまったけど、あの人はなんで私にそうやって聞いてくれるんだろうとちょっと思ったという話。 PR