選挙の仕事

岩手の知事、県議会議員選挙が終わり１週間弱ですが、印刷屋さん的得たもの。


選挙ともなると印刷屋さんもそこそこに関わって忙しくなります。
ポスターに支援者のハガキ、その前には後援会の案内に会報などなど。
自民、民主、社民…色んな党も実はいっしょくただったりする。

お仕事を下さった方々がみんな当選出来ればこの上ないけど、今回は一人落選。
作業中に多少は気分が盛り上がったりもする訳で、なんとなく落胆。


選挙のポスターは主に｢ユポ｣と呼ばれる、石油から(ポリプロピレンを原料に)作られた紙に印刷されます。
丈夫、雨に強い。
長い期間貼り出される訳ですから、途中で破れたり剥がれたりしては困りますからね。
ただ、熱には弱いです。
(知らなかった人が)コピーに通してみたら、えらい事になりました。

某有名な方が立候補していましたが、先輩曰く、剥がれてなくなっていた事が多数だったらしい。
誰か持っていったのかな～と思って寄ってみたら画鋲に千切れた跡が残っていると。
どうも、普通の紙に印刷されていたみたいなのですね。


選挙ポスターの中には印刷屋さんで印刷する処もあれば、自分で印刷しちゃう人も居るんだとか。
ポスターの下には掲示責任者名と一緒に印刷所の名前も入っているので、参考までに。

昔、印刷がえらい事になって｢酔っ払いのような赤らんだ顔｣のポスターが出来上がった事がありました。
取れたから良かったものの、｢顔で落ちた｣となれば…。


もう少ししたら市議会選。
今度はポスターを見に行ってみよう。
色んな印刷所の技術競争でもあるかもー。