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生きること

毎日時間が足りないから、少しは生きやすさを。

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現在の教育

偶然だけど、私は、仕事は好きな事が出来ているんだと思う。

「作る仕事をしながら、音楽にも教育にも部分部分で携われている」
と、後付だけれど。


部分部分で携わっていると、わからない事だらけです。

+++

イベント仕切り等々していて、離れている子は既に10歳差にもなる。

自分がその年代だった頃と、今の子はやはり違う。
勿論、知能的なものや環境の差はあるものの、「現代」という差は少なからず。


よくよく思うのは、
自発的な子が少ない(言うまで待ってたら一生言われない)
いざという時に尻込みする(やれって言っても嫌がられる)
自分で考えて進めない(なんでもかんでも質問する)

面倒くさがり屋なので「んなこたー、おめーら自分で考えろよ」と思うσ(^_^;
(いやぁ、一応説明はするけどね)

+++

現在「実施報告書」というのに取り掛かっております。
教育委員会が入って、町や教育団体が子ども達の為に講座を開催、
その活動などの報告書。

自然に触れたり、集団でゲームをしたり、料理をしたり。
ちょっと前までは普通に学校で行われていた事が、
現在は(たかがそんな事が)特別活動に変わっているんだなぁと知る時がある。

日本の教育は変わったんだなぁ。
んで、「自分の時代と変わった」と危機感を覚えた人達が団を組み、
こういう講座を開催するのだろうと推測。
「外に行こう」という講座がないと、外に行けない子どもが増えた。


んで、挨拶文に妙に納得。
情緒的感情表現の乏しさ
やらされている事になれている、
まじめで知識は凄いのに、いざ自分でやるとなるとやり方がわからず尻込みをする

自分の頭で納得出来ないと行動に繋がらない

(…だからニートが増えたとも言われる)


こういう講座は文部科学省から助成される事により開催出来る訳。
文科省的に(学校だけでは賄えないので)外部委託というヤツですか。

+++

今年、高校の卒業式は3月1、2日に集中していたようですね。

週休2日になったのは、確か私が高校の頃で、第2・4のみだったような?
実施前は授業数が足りなくなるとか、行事を減らし授業に当てるという話はあったけど…。

卒業式は確か7日頃だったと記憶。
(私より上の人達は10日頃と言ってましたが)

こんなに早く卒業して何をするんだろう(笑)
行事がどんどん前送りになって、土曜は休みで、
休みの日に外部の講座が開催されて。
それに参加するにも多少の参加費があったり、親の理解があったり。
参加しない子もいるだろうし。


あ、塾みたいなものか。

そうやって知識や体験の格差が出たりとかなんとか。

個人的にはこの時代、学校の先生(公立学校教諭)になるよりは、
塾の先生になった方が将来に絶対的に有効だと思っている。

中学校時代の素敵な先生が「塾講師の経験がある」として、
学校の先生をしているよりずっといいと言っていたのは嘘ではないと思ってたり。

+++

散々書きながら、もっと大人の事情があるのだとはちゃんと承知している訳です。
出来たり出来なかったりする事にはちゃんと事情がある。

とはいえ、
自分だけでは生きて行けない人間が確実に増えている事は事実なんだよなぁ。

そこんところに「地域の目」は向くんじゃないかと。


で、既に体験不足の人が先生となり、更なる子どもに体験をさせるという事は、
物凄い力量が必要なんだろうなぁと思った次第です。
(私の時代の先生は、水汲み・風呂焚きをしていたり、
まだまだテレビも車も普及していない時代の人々も居た…経験値は敵わない)

私の周りには学生含み教育関係の方が多いので、
中年令層的そんな意見を語ってみるのです。

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