今回の成果 a cappella 2006年12月16日 12月13日記ずっと続けていてもまぁ構わないんだが、私が居る限り、後続がそれを追い越してくれる事はないような気がしている。それだけメンドクサイ事をしでかしてしまった。以前までは終わってから「次はあなた達がやって」と言っていたが、そう言われると誰もがびびって言い出せない。今回はちゃんと決心をして、最初から「これをやったら終わりにする」と言った。それにより、そこで止まっても構わなかった事を引き継ごうという人が出てきた。車幅の広い邪魔な車が除けた事により、全員が前に進める。とはいえ、続けない、別な事をするという手もあったはず。継ぎたいという人が出てきたというのが一つの成果。「パルでやる年2回のイベント」を手放したくないと思ってもらえたのは非常に良かった。今回の成果で何よりも感じたのは、毎回の事であるが、高いレベルの演奏を聴き、出演者・観覧者の意識が変わる事だ。出た、歌った、上手くいかなかった、次頑張ろうでは終わらず、例えば憧れ、悔しさ、あんな風に歌いたい、他のみんなにも聞かせたかったなど。そして様々なグループの存在に気づく事。ライブに「一人勝ちの出来るグループ」を参加させる事により、自分が上手く行かなかった以上に悔しい思いをする。自分も自滅覚悟。何度県外グループに場を持っていかれ、終わった途端に席を立つ人が絶えなかった事か。ただ、そのお陰で県内のグループもだいぶ変化したような気がする。イベントの質が向上するにつれ、その意識も高まる。このライブに恥じない演奏がしたい。そして「また参加したい」の一言が残る。 (振り返りを書いていたが、多すぎるので省略)パルに多くの方が来店し、各々に輪を広げ、岩手自身も成長し、輪が広がる。全ては他県の方々に支えられ、岩手県内人の協力があってこそ実現した。それをやった首謀者は私!…と言いたい所だが、一人だけじゃやっぱ全部は無理だ。話に乗ってくれる人がいないと。ライブに出てくれる人が居ないと。金銭的な協力者が居ないと。準備を手伝ってくれる人が居ないと。多くの手に支えられて、夢物語は実現した。私とカナさんの夢物語は、LFのメンバーに、岩手のア・カペラ人、他県で交友関係のある多くの方々により、思う以上の形で実現してしまった。目が覚めたら死んでしまいそうだから、このまま夢が続くといいなぁと思ったりする。自分もLFもなかなか好かれないグループだから、今回だけは騙されて好かれた気分でいよう。でも、まだやりきってないよ。終わってないし、終わらない。まだまだ満ち足りない。だから面白いんだ。これは、いわゆるひとつの「一区切り」でしかない。 PR