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生きること

毎日時間が足りないから、少しは生きやすさを。

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アカペラ運営の終焉と崩壊

久々にアカペラ公園のサイトを見たら、
イベントの有り方について議論されていました。

http://bonne.cocolog-nifty.com/acappella/
(BBSをご覧下さい)


出演時間が少なくとも、多くのグループが出場出来る事
出場グループ数が多過ぎる事によって、演奏時間が上手く割り振れない事

相反する事ですなぁ。

ちと考えまして、
パルで行っていたイベントは出演数を絞って内容を濃くするのが目的だったとして、
内容を希薄にしてグループ数を多めに出すイベントはどうだろうかという事。

使用料さえなんとかなればイベントを行う方法があるのだが、
私の考えでは実行に踏み切れないとして、実行に移さなかった事も今までにある訳で。

仮に、20組確保出来れば参加料が1グループ当たり3000円
(6人グループだと一人当たり500円の計算)で実行が可能である。


■問題提起
出場したいグループがどれだけ居るか
お金を出して参加したいイベントかどうか
持ち時間がどれだけあればその金額に見合うのか


イベントステイタスさえ高ければ、
どんなに(多少限度があるとしても)出してもある程度は構わないのだろう。

あと最近、学生さんって意外にお金があるのだという事もよくよくわかって来たので、
やりたい事に対しては比較的出し惜しまないのかもしれない?
(一例ですが)

出場したいグループが充分揃えば良いが、
揃わなかった場合、金額を上げるかどうか、など。


2~3年前ならともかく、
現在のアカペラの活動状況から考えると、到底無理な事だと思う。


秋田のアルヴェで行ったアカペラフェスティバルは1日がかりのイベントで、
午前中はコンテスト、午後はライブと分かれていたり、

ライブに出られる程では…という事でもコンテストに参加出来たし、
考えようによっては企画のグループ(というと多少語弊がありつつ)でも参加が可能。

参加費自体は多少高めだったが、多くのグループが参加していたという意味では、
上記に対して理想的なイベント見本である。

…あれって、なんであんなに出場数が凄かったんだろう。
(アヒル氏の尽力が大きいというのは勿論だが)
(ケチ兵衛としては、参加費が結構高額だったようにも思う)

でも、これを総括するにはとても歌い手と並行しては無理である。


イベント時間から考えて、
とにかく歌うだけのイベント(聞き手は無視したとして)と考えても、
ある程度限界時間があって、仮に13時~で16時ぐらいだろうか?
3時間を20組で割ると9分(10分は取れない)

9分ならだいたい2曲。
2曲歌うのに500円は惜しいかどうか。

演奏の環境にも依りますな。
「あそこで歌えるなら惜しくない!」とか。


まぁ、おおまかにそんな空想。
出来ない事はない、と。


ただ、はっきり言えるのは、
今までのように歌える環境はどんどん減ってきているという実感があるという事。

東北圏のアカペラは、
そろそろ終焉であるとヒシヒシ感じているのである。




アカペラ公園の管理人さんの文書です。
(公開プロフィールより引用)

「アカペラ公園」は誰でも参加できることが特長のイベントです。

1997年の秋に2組のバンド(EX-BABYと香港好運)が一緒にストリートやろうよ、と言い出したのが始まりです。
ひょっとして他にも歌いたがっているバンドがあるのではないかとJAC(現acappella.co.jp)のBBSに書き込みをしたら全部で7組が集まり、
大した宣伝もしないのに当日は沢山の聴衆が集まりました。

使用時間外の夜の野外ステージでマイクも照明も使わずに行われた粗末なイベントでしたが、
一生懸命な生声の演奏とそれに耳を澄ませる観客の一体感が何とも言えない雰囲気を作りました。

その日の打ち上げでは早速次回の開催のことが話題に上がるなど、何か熱いものが生まれた瞬間でした。

(中略)

アカペラ公園をはじめたきっかけは、
とにかく他にアカペラをやっている人たちと結びつきたいという一心でした。
他のグループが何をネタに歌っているのかを知りたくてたまらないという好奇心でした。

そんな思いはだんだん薄れがちなものです。
そんな自分に喝を入れるためにこのサイトを改装してみました。
主眼は他のアカペライベントとリンクしていくことです(とりあえずサイトへのリンクだけ)。

その結果何が起こるのか、何をやろうとしているのか、自分でもまだわかりませんが、
ご興味のある方は見守っていてください。




岩手のアカ鬼が開催されたあの頃、
もっと歌いたい、みんなでイベントを作りたい、
私達アカペラやってるんだ!って知ってもらいたい、なーんて。

バンビーノ打ち上げの目的が、
マイクを使って普段ライブ出来ない人達にこの機会に歌ってもらいたい、なーんて。


そういった主旨にみんなが乗って目的を達成していたのが懐かしく思える訳で。

自分が出られないのなら行かない
それしか歌えないならちょっと…
お金出してまで歌いたくない
宣伝活動は大変だから
自分だけが損をしたくない
歌えた事だけに満足(あとは知らない)
あの人が居ると面倒な事になるから…

我が身を考え出すと、何も出来ないというか、
やっても上手く行かないのは、よく出来た法則かもしれません。


でも、誰しも抜け駆けされたり、こき使われたりは嫌だし。

そうやって人間関係のヒシヒシとした部分もあいまって今に繋がると思う訳ですが。

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